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飲食経験者が「天皇の料理番」飲食視点から詳しく解説します 1話~2話までの感想  

      2015/06/18

天皇の料理番は突っ込みどころ満載だけどこのドラマの魅力は

佐藤健はぶたモンに似てイケメンな所です。

ちなみにこちらの再放送はGYAO動画で見れますので是非一度見てください。

ただ、面白いんだけどこの篤蔵の畜生ぷりにイライラするのは自分だけではないはず。

ⓒ噂の三毛猫ニュースⓒ 噂の三毛猫ニュース        ⓒ4Gamer.net ⓒ4Gamer.net

 

↑ そっくりでしょ? ↑

冗談はさておき、飲食店で従事する視点から、

掘り下げて解説します。

あらすじ、ネタバレ有りですのでそれではどうぞ。

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カツレツに感動

なにをやって駄目な篤蔵(佐藤健)が料理人を志、天皇の料理人になるまで描いたストーリーなのですが、このドラマを最初に見て一番最初に惹きつけられたシーンがあります。

 

15687802b768a9cef1afc82b71878511-300x194ⓒ 噂の三毛猫ニュース

 

それは、祐吉(伊藤英明)がトンカツカツレツを揚げているところに篤蔵が偶然居合わせ、生まれて初めてトンカツを食べて篤蔵がこの味に感動したのを、きっかけに料理を志すこととなる1話目の山場(だと思う)シーンです。

大田

 

江戸時代は四足の動物を食べる事は禁止されていて、明治時代の日本はほぼ日本食しか食べることはなく、メニューや食材も限られていた時代に、「カツレツ」を初めて食べたときの感動は今では想像できない程の衝撃だったと思います。

その後、カレーや食べた事のない食べ物を初めて食べ、きっと篤蔵の中での「食」の世界は計り知れない程広がったに違いありません。料理を志す理由としては十分すぎたのだろう。

 

追いまわし、小僧の生活

その後「食」を愛し「料理」の世界に入るために東京で修行を積む篤蔵。

料理の道を究めるために住み込みで下積みをする事になるのですが、一般的に下積みのことを小僧や追いまわしと呼び、大概の人は逃げ出したいくらい(実際辛くて逃げ出す方もいるのですが)辛い思いをされます。

この話でも朝は3時半に起きて、厨房の掃除、皿を洗い、仕事が終われば一番遅くまで洗い物をやらなくてはいけないという場面が描かれています。

ドラマ「天皇の料理番」情報ブログ

ⓒドラマ「天皇の料理番」情報ブログ

 

昔に比べて料理の世界もサラリーマン化してはいますが、やはり今の料理の世界にもそういった文化が根強く残っていて、現在も苦労されている方は多いと思います。

一日中たまねぎをスライスし続けたり、うずらの卵を一日中剥いたりなど下積みの頃はとにかく同じようなことをずっと反復していた、なんてことも聞きます。

今は飲食店の数もたくさんあり単価も様々で下積みのやり方も多様化している。

昔は全てを1から全部やってて雑務は給料の安い小僧にやらせていたが、今はいくら小僧だかと言えどある程度の給料を払わなければいけない。

時代の流れから人件費や効率を重視する店も増え、野菜は切れていたり、ゆで卵ははじめから茹でたものを業者から買うことができ、ある程度加工された状態で手に入ることから飲食店も効率化が進んでいる。

ⓒ脳とアニメーション5

ⓒ脳とアニメーション

 

自分の技術を盗まれたくない

コース料理を出し終えて賄いを食べるシーンがある。

残ったソースを「味を盗まれないように灰を入れたりする店もある」と言っているという場面があったが、これも本当にあると聞く。

ドラマ「天皇の料理番」情報ブログ

職人さんによっては味を盗まれないようにするために、自分で調理した鍋は自分で洗い部下に味を盗まれないようにする職人がいるくらいだ。

今まで先人が積み重ねてきた技術や、味、文化や伝統がある。

それを職人は守り受け継がれていく。

しかし、飲食業界は入れ替わりも激しいので技術を教えても他の店に流れてしまうので、簡単に人に教える事はできない。

仕事は教えるものではなく見て学べというのが飲食店はものすごく強いように感じる。

 

このような文化がまだ残っているのも本当だが今は、こんな環境で修行するのはミシュランにのような高級レストランや、京都の老舗くらいで本当に少数だろう。

料理人を目指す方でも、料理専門学校があり福利厚生のついた会社に入る事ができる。

職人は昔とは違い、今は会社から給料を貰いサラリーマン化している。

料理もネットや料理本を開き、「和食の職人」がフレンチやイタリアンを勉強し、また「海外の料理人」も日本独特のうま味(umami)について勉強しているくらいだ。

昔に比べ料理のレシピはネットでも簡単に調べられるようにもなり(店によって多少作り方が違うが)、店によってはレシピ表が店においてある。

今の料理の世界は伝統と技術を守り進化している。

なので昔に比べてレシピ(作り方)自体はそれ程重要視されいない。

それよりも包丁の使い方や店の段取りを覚えて早く一人前になってもらいたいと思う方のほうが多いと思われる。この業界は人手不足なのである。

もうひとつの理由としては厳しい下積みは流行らないという事実もある。

 

話は長くなってしまったのでまた次回

 

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